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今回のワインの解説 

 

シャンパーニュはアンリ・ビリオのスタンダード・キュベです。この造り手はアンボネイ村を本拠とするレコルタン・マニュピュランで、年産約3万5千本から4万本で、その70%以上はイギリスの顧客に販売されます。このキュベはピノ・ノワール75%、シャルドネ25%の比率で造られます。

2本目のワインはいわゆるオレンジワインです。ジェラール・ベルトランはワイン雑誌「ワイン・エンスージアスト」においてヨーロッパの「ワイナリー・オブ・ジ・イヤー」に選ばれたことのある名門です。このワインは約4500年前にジョージアで造られた初めてのオレンジワインに敬意を表して造ったワインで、ヴィオニエ、シャルドネ、グルナッシュ・ブラン、マルサンヌなどで造られています。

白ワインはブルゴーニュのサン・トーバンの1級、ミュルジェ・デ・ダン・ド・シアンです。
造り手のドメーヌ・ルーはサン・トーバンを拠点とする5世代続くブルゴーニュの大規模な老舗メゾンで、現在70haを超える畑をブルゴーニュ各地に保有しています。

赤の1本目は南仏のシャトー・ヌフ・デュ・パプです。造り手のビュー・テレグラフは1891年創業のドメーヌで、5代目にあたるダニエルとフレデリックのブルニエ兄弟の代になって評価を上げてきたドメーヌです。

赤の2本目はキャンティ・クラシコの代表的生産者、バローネ・リカゾリのフラッグシップワイン、カステッロ・ディ・ブローリオです。リカゾリ家が所有する3つの最良の区画のサンジョベーゼ100%から造られます。

赤の3本目は2001年のシャトー・パルメです。シャトーのホームページによると「構造がしっかりしているが、取っつきやすいヴィンテージ」と評されています。カベルネ・ソーヴィニヨン51%、メルロ44%、プティ・ヴェルド5%のブレンドです。

デザートワインのシャトー・レイモン・ラフォンはシャトー・イケムの隣に位置するシャトーです。1972年に当時のシャトー・イケムのマネージャーだったピエール・メリエ氏が畑を購入して以来、秀逸なワインを産み出し続けています。セミヨン80%、ソーヴィニヨンブラン20%の構成です。

 


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